好きです、宮崎！

セブンイレブンで、『大きなじゃりパン』が、20円引きですよ、とすすめられました。

声をかけられる前は、大きなコッペパンかなぁ、と思って眺めていました。初めて聞くパンの種類です。

店の人に、じゃりパンについてたずねると、
「宮崎ではとてもポピュラーで、老舗のじゃりパン屋もありますよ。」
「中にクリームが入っていて、大粒の砂糖も入っていて、それがジャリジャリとした歯触りで、じゃりパンです。」
と、教えてくれました。

“じゃり”、は小さいとか、味噌っかすとか、そんな感じの言葉だと思っていました。埼玉にある、私の通った高校のそばには、小さな商店があり、菓子パンやスナック菓子などを、少し売っていました。品揃えの少ないその商店を、生徒はみな「じゃりパン屋」と、言っていました。

食べてみたら、本当に砂を噛むような音がしました。とても美味しい。けれど砂糖をスプーン山盛りに食べたような、罪悪感を感じました。給食に出たら、嬉しいだろうな、と思いました。